「ママ、これって”たのしい”ってよむんでしょ?」
「えっ、○○ちゃんこんな難しい漢字分かるの?」
「うん、ほんにかいてあっておぼえたの。」
「そう、凄いね〜、誰にも教わらずにお勉強、上手にできたね〜。」
・・・最近うちの子、物覚えというか理解力が急速に発達しだした気がするんです。
やっぱりあの話、本当なんだわ・・・。
みなさんこんにちは。
突然ですが、あなたは乳幼児の”睡眠”についての最新の科学的研究成果をご存知ですか?

1953年のアメリカ・シカゴ大学アレンスキー教授らによるREM睡眠の発見に始まり、ヒトの睡眠についての研究は飛躍的に発展してきました。特に睡眠と脳の発達の関係についての研究は、世界中の多くの研究者によって多くのことが分かってきました。
日本における子供の睡眠研究の第一人者として名高い、東京北社会保険病院院長で小児科医でもある神山潤先生によると、乳幼児期の良質な睡眠は、脳の発達にとって大変重要だそうです。実はこの「良質な睡眠」という言葉がキーワードなのですが、いったい「良質な睡眠」とはどんなものなのでしょうか?
私たちヒトは、睡眠という休息を摂ることで体と脳を休め、健康のバランスを保っていますが、特に子供達の場合、体と脳の休息だけでなく成長という重要な目的が睡眠にあり、眠ることで「成長ホルモン」が活発に分泌され、体と脳の発達を促しています。そしてその睡眠を誘導する物質、つまり眠気を起こし酸素の毒性から体を守る働きを持つ物質=脳内ホルモンに重要な意味が隠されています。
その脳内ホルモンは「メラトニン」と呼ばれ、ヒトの成長に従って分泌量が減っていきますが、特に脳の形成に一番重要な乳幼児期が「メラトニン」分泌量が一生で一番多く、眠りを誘うことで「成長ホルモン」を最高潮に分泌させているのです。
この時期、しっかりメラトニンを分泌できた(神山先生はメラトニンシャワーを浴びると表現されています)子供達はその後の脳の発達が順調で、体も思春期の第二次性徴に順調に推移していきます。正に「寝る子は育つ」という言葉は科学的見地からも正しいのです。

ところが最近の日本では、生活習慣の夜型化に伴い、夜更かしする乳幼児の比率が先進国中で一番多いという統計結果が出ています。核家族化により子供の生活リズムより親の生活リズムが優先されがちで、必然的に良質の睡眠が取れず(つまり、メラトニンシャワーを十分に浴びれず)に小学生になってしまう子供達が多いのです。結果、「良質な睡眠」が取れないので脳の発達が十分とはいえず、学力不足はもちろん、攻撃的性格の形成・こう鬱症状・肥満等の症状が出やすいという恐るべき調査結果が相次いで報告されているのです
「100マス計算」で有名な陰山英男先生も、長年の教員経験から学習時間が短いにも拘らず生活習慣がしっかりしている子供達に成績優秀者が多い点に着目され、「早寝・早起き・朝ごはん」のキャッチフレーズで、夜更かしを止めて良質な睡眠をしっかり取り、生活習慣を改善することこそが学力向上の秘訣だとおっしゃっています。
小学生でも「良質な睡眠」を確保するだけで効果が上がることを、一生のうちで最も効果の上がる乳幼児期に行わない手はないと思いませんか?乳幼児期に十分なメラトニンシャワーを浴びて、良質の睡眠を摂る習慣こそが、脳の発達を助け、その後の学習能力に大きな差となって出てくることをあなたはご存知でしたか?
「頭の良い子に育って欲しい。」親であれば誰もがそう願いますが、祈るだけでは駄目なのです。乳幼児期の睡眠の重要性を認識し、科学的に有用な方法を行動に移せている親御さんはいったいどれだけいらっしゃるのでしょうか?

脳の形成に一番重要な乳幼児期の睡眠は、親御さんが気をつける必要があります。
まず、睡眠のとり方についてですが、生後8ヶ月ごろになると、赤ちゃんは午前と午後各一回の お昼寝 、1歳2ヶ月を過ぎる頃から、午後1回の お昼寝 というパターンができ、だいたい3〜4歳ぐらいまで お昼寝 の習慣が続きます。
この お昼寝 も寝すぎると、重要な夜の入眠時刻を遅らせて夜更かしの原因となるので、遅くとも午後3時までで切り上げるのが理想です。

次に睡眠の質についてですが、夜間や お昼寝 にいくら十分な睡眠時間を確保して寝かせていても”質”が伴わなければ意味がありません。短時間に入眠できて、睡眠中の保温・発汗調整が上手くいく環境を整えてあげることで、「メラトニンシャワー」が最大となります。
ところが、夜間の睡眠にまで影響を与える お昼寝 こそが実は重要であるにも拘わらず、なかなか正しい睡眠を摂れず、不十分なお昼寝をすることで夜更かし・良質な睡眠の不足に陥ってしまっている子供が大変多いのです。
実はこの お昼寝 に起因する原因の多くは、お昼寝布団 を上手に選ぶことで解決できるのです。

申し遅れました、私は【お昼寝布団本舗】の田節精三と申します。子供用 お昼寝布団 専門職人として、二十数年間純綿わた100%の布団を手作りしてきました。私が作る お昼寝布団 は、赤ちゃん〜小学校入学前のお子様を対象とし、これまで沢山の方々にご利用いただいております。
この子供用 お昼寝布団 ですが、ここ数年、店頭で見かけるものはほとんどが外国製かたまに国産であってもそのほとんどが、ポリエステルわたを使用した安価な製品に置き換わってしまい、綿わた100%の お昼寝布団 は布団専門店でもめったに手に入らなくなってしまいました。

実は、このポリエステルわたを使った お昼寝布団 が、子供達の「良質な睡眠」を妨げる引き金になっていることをご存知でしょうか?
良質な睡眠を得るための「メラトニン」を分泌させるためには、体温調節機能がまだまだ十分に発達していない乳幼児に配慮してあげる必要があるのです。
具体的には、布団内での「熱籠もり現象」を避けるということです。この「熱籠もり現象」とは、布団内部の温度が必要以上に高まり乳幼児の体温が高くなりすぎる現象を指します。特に乳幼児の場合、寝入りばなや睡眠中にびっくりする程の汗をかきますが、実はこの汗こそが体温管理と快適な睡眠に入るための調節役をしているのです。
この寝入りばなや睡眠中の発汗と、布団内部の湿度を上手くコントロールすることで、子供達の睡眠の質を高めることができるのです。
がしかし、残念ながら市販のポリエステルわたを使った お昼寝布団 を使用した場合、ポリエステルの科学的特性で、すぐに布団内部の温度が必要以上に上昇し、熱を放出しにくいという特性が布団内部の温度を更に高めるため、乳幼児の体は、上昇した体温を下げるため通常以上の発汗で体温調節しようとし、軽い脱水状態に陥り、体の水分や電解質の低下を招くことに繋がります。
それだけではなく、ポリエステルの”吸放湿性に劣る”という特性のため、いつまでも寝汗が引かず不快感が高まり、ノンレム睡眠の質が低下することで、成長ホルモンの分泌も阻害されてしまうのです。

一見、大したことが無いように思いますが、これらの積み重ねがメラトニンシャワーの総量に差となって現れ、幼児期以降の脳の発達の差に繋がってしまうのです。その点、綿わた100%の お昼寝布団 の場合、寒い冬にはすぐには布団が温まりませんが、体にやさしい適温で布団内部温度の上昇が止まり、綿わた最大の特徴である、どんな繊維よりも優れた吸湿性と適度な放湿性で、不快な寝汗をさっと吸い取り、気持ちよい眠りをもたらしてくれるのです。


私は、一介の布団職人として、これまで数十年間もの間、ひたすら得意先の要望に基づいた お昼寝布団 を作ってきました。
綿わた100%の お昼寝布団 は、ポリエステル製 お昼寝布団 に比べて、高価で扱いにも手間が掛かるという欠点がありますが、子供達が健康に育ってくれることを励みに、また、商品を指名買いしてくださる方々の喜びの声を励みに、誇りとこだわりを持って仕事をしてきました。
ところが、数年前から「モノは安ければ安いほど良い(?)」という考えが広まってきて、子供達の睡眠の質まで考えて お昼寝布団 を選ぶ方が減ってきて、価格を最優先する風潮がでてきました。(決して高価なものが売れないというのではなく、しっかりとした選択眼をお持ちの方は、わざわざ探してでも 綿わた100%の お昼寝布団 をお求めになるのですが・・・。)
このような社会情勢下の営利企業では、必然的に「売上げ至上主義」が優先され、質よりも価格を重視した品揃えに移行し、瞬く間に店頭から綿100%の お昼寝布団 が消え、ポリエステル製の安い外国製品にシフトしてしまいました。
その上、以前のように綿わた100%の お昼寝布団 の特徴や良さを正しく伝える知識を持たない販売員が増えたことで、お昼寝布団 を必要とする親御さんも、お昼寝布団 の選択基準が分からなくなってしまったのです。
そして、綿100%の お昼寝布団 を作っていた私達布団職人は、今後の身の振り方を迫られるようになりました。それまで拘り続けた綿100%の お昼寝布団 を止めて安価なポリエステルわたを使った製品を作るか、廃業の道を選ぶかのどちらかを迫られたのです。
背に腹は変えられないと職人の誇りを捨て、ポリエステルわたの お昼寝布団 にシフトした職人や、廃業の道を選ぶ布団職人が続出しましたが、そんな中、私は敢えてどちらも選ばず、従来の綿わた100%の お昼寝布団 を作り続ける道を選びました。当然、得意先からの発注は激減し、全く注文がこない月がでる有様でした。
正直に申しますと、私も家族の生活を支える身である以上「いっそ売れるポリエステルわたの お昼寝布団 を作ろうか。」とか、「もう止めよう。」という考えが頭をよぎったことは幾度となくありました。
が、そんな中、私を支えてくださったのは、綿わた100%の お昼寝布団 を指名買いしてくださるお客様方でした。
ポリエステルわたの お昼寝布団 しか並ばなくなった店頭では、選択肢の無くなったお客様が、ポリエステルわたの 廉価な お昼寝布団 を買われていたようですが、外国製 お昼寝布団 の度重なる信じられないような品質問題もあって、手に入らなくなった綿わた100%の お昼寝布団 を求める声が日増しに増え、皮肉にもまた私の元に商品の注文が入るようになったのです。
その時私は思いました。
「こんな企業側の一方的で身勝手な論理で、消費者を混乱させるのは、商売として正しいことなのだろうか?何よりも、乳幼児のお子様の肌に直接触れるモノを商売の競争原理で推し量り、何も知らない親御さんに間違った価値判断を押し付けて良いのだろうか?その結果、将来皺寄せを食うのは子供達じゃないか!」

「よし、私が直接皆さんに伝えよう!」
こんな経緯でこの【お昼寝布団本舗】をオープンさせました。
たかが お昼寝布団 ではありますが、お子様の健やかなご成長と将来のためにも、正しい選択眼を見に付けていただく指針になるだけでも本望です。
子供用綿わた100% お昼寝布団 を手作りする最後の職人となっても、このこだわりは守り通したいと考えています。
私の熱い想いが籠もった純綿100% お昼寝布団 を将来性あるお子様に捧げます。
平成20年12月
お昼寝布団職人

